「うのん」の気象歳時記ブログ

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薬師寺近くの うのん から大和気象歳時記

雨乞いの歴史
1,994年に100年間で地上気温が0.5度上昇 2025年には1度上昇という 気象庁「異常気象レポート」にあった。温暖化傾向はそれ以上のスピードで進んでいると考えられる。


気候変動 日本の気候
われわれは今、春の強風 梅雨の長雨 夏の炎天 秋の台風 それに冬の大雪と、この風土の四季の気象の移り変わりを体験している。日本の四季の気象の移り変わりが、ほぼいま我々が年々体験するようになったのは今からおよそ一万年前からである。
地史学の示すところによると現在我々の住む国土が大陸から切離され、いま見る様な孤状の列島となったのがおよそ一万年前だからである。気象現象は気圧配置と地理 地形でほぼ決まるが、その場合、海面の広さやその水温分布がおおきな影響をもつ。例えば北陸の冬の大雪は日本海の水温分布が重要な役割を演じているが、その日本海の現在の水温分布は日本と大陸との間が海峡で切れることによって今の姿になったのである。同じく冬 九州の北岸は、北陸や山陰に次いで天候が悪いがこれは大陸との間に広い黄海や東シナ海を挟んでいるためである。

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