「うのん」の気象歳時記ブログ

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薬師寺近くのうのんから 大和の気象歳時記

大和の自然が

外部資料
昭和25年当時の計画によると この地域では熊野川にダムを構築し 発電事業を起こして関西地区の電源の緩和に当たらんとするもので二案が考えられた。第一案は熊野川下流の小鹿にダムを構築して電源を開拓する計画で この時の人造湖は 湖面177万㌔ 琵琶湖の約4分の1 貯水量は120億立方㍍で琵琶湖のそれと四敵する。第二案は単に電源の開発ばかりでなく 大和盆地の用水源を開拓して 同盆地の干害を緩和しようとするもので いわゆる流域変更をやろうとする河川統制事業を計画するものである。これによると十津川支流の川原桶川の広瀬および天ノ川の二ヵ所にダムを構築し16トンの水を吉野川に補給し その上流から大和盆地7990㌃の水田に供給しようとするものである。その他工業および上水道に利用することもできる。

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