「うのん」の気象歳時記ブログ

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薬師寺近くの うのん から大和気象歳時記

大和の雨乞の歴史
雨乞と芸能
雨乞踊 「経覚私要妙」文明三年(1471)八月二十二日の条に(於八鳥ヲトリ在之 雨乞云々」とあり翌二十三日にも同様の記載があって雨乞踊りは念仏踊りであった 八島郷は大和国添上群の地で興福寺領であった。踊りはこの地の農民の手になるものであったと考えられる。この他山辺群布留郷では郷の鎮守石上神社を中心に婁々雨乞の踊りが行われた(多聞院日記)同日記によれば奈良でも行われたことが、記されているが、雨乞踊りに効のなかったことも記されている。猿楽 延穂三年(1491)七月興福寺での祈雨についてみると、十三日には止むなく「祈雨立願猿楽立之」とあって普通の方法では容易に験のない時に行われた立願であった。

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