うのんのブログ

奈良西の京薬師寺近くの小さな本のある喫茶店

薬師寺近くから 大和の気象歳時記№38 雨乞

雨乞面
 東大寺に両面という楽の面がありました。 凌王の面らしい古面であったが 日照にこの古面を出せば必ず雨が降ると云われていました。 今一つ 子供のための大和の伝説 大和タイムズに「円成寺と東大寺の雨乞い競争」と題して 次の様な話が・・・
 奈良市忍辱山町に三つの池があってその上池の奥桧林の中に 高龗神社があり その社の前に小さな井戸があります。日照りがつづくと村人たちは井戸の水をさらえ中に沈めてある裏に鶴 亀 松と竹をきざんだ鏡をとり出し 日光にあてたのち 村人全部がこの鏡を拝んで井戸に沈めると 必ず雨が降ると云われていました。むかし 忍辱山円成寺と奈良の東大寺が雨乞競争をしました。東大寺側は「万一円成寺が祈って雨が降ったならば 以後東大寺の僧は傘をさしません」と。まず東大寺が七日間の祈願をしました。万願の日になっても一粒の雨も降らず 一方円成寺の番となり 全山総出で「三つ池」の上の奥にある高龗神社に祈願をした結果 空は曇り大粒の雨が降りました。百姓は喜び 約束に従い東大寺では大傘をささなくなったとか。忍辱山側から生まれた話し。その昔 羅傘は貴人 高僧のみが使用をゆるされた。雨乞の不成功は特権の剥奪に相当したのか またこの際雨乞面の効能は 気に懸かる話です。

傘のスケッチです


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