「うのん」の気象歳時記ブログ

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薬師寺 花会式 仏足石 薬師寺近くの「うのん」から大和気象歳時記

仏足石

お釈迦様は二千五百年程昔の方です。おかくれになって、三、四百年間はインドには仏像を形に現わすのは、勿体ないことであるとの考えであったからです。そのかわり仏様の足跡を石に彫ったり、菩提樹の下、石上に坐して悟りを開かれたのだからその菩提樹や天蓋を画いては、それを仏様としていのりを捧げてきました。その後ギリシャ文化の影響を受けて仏像がつくられるようになりました。
仏足石の側面にしるされている銘文によると、インドのマカダ国の仏足石を唐の王玄策(げんさく)が長安の善光寺に写し伝えたものを更に日本僧 黄文本実(きぶんのほんじつ)が遣唐使として派遣された時 日本へ写し帰ったとあります。
この仏足文には、法輪や花等が画かれ後光がしています。これは金堂本尊薬師如来像の足裏とよく似ています。
ご本尊様をお参りに行かれた際には ご覧ください。





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■℡  0742-43-8152

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