薬師寺近くから 春日若宮おん祭
おん祭 お渡り式で第五番目「田楽」
かつて興福寺が最も力をいれた芸能です。装飾賜りをはじめ各種の行事を経て祭りへと参ずるものでした。笛役が頭に被る花豆の人形は、奈良一刀彫の起源と言われています。
第六番「馬長児」(ばちょうのちご)
古くは一つ物といわれる稚児でその後ろには見る恋・逢ふ恋・忍ぶ恋などの字を書いた五色の短冊を笹につけ 龍蓋を被った従者が腰に足駄を吊り下げてこれに従います。また御旅所では芝居台を乗馬のまま三凧し、大童子が稚児の笹に付けた五色の紙垂を神前に投ずる作法があります。
田楽座の宵宮詣