「うのん」の気象歳時記ブログ

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薬師寺近くの うのん から大和気象歳時記

大和の雨乞の歴史
添上郡櫟本町(現天理)の場合
1青年たちが真裸で竜王の祠を担ぎ町を練り歩き町の人たちがこれに水をかける。
2,ヒフリと言って松明を振って鉦 太鼓ではやしたてて田を過ぎる。
3,クモとプリと称して山の頂に登り千束柴を焚くか 堤燈でヒフリをする。


雨乞方法の種々
山辺郡都介野村では神社に、白砂を運ぶ「砂持ち」を行なった。吉野郡十津川村では、ネコマタの滝に小便をしかけた。西吉野村賀名生では氏神にお千度を踏んだ。(各地にあり)
吉野郡竜門村(現吉野町)では村人相連れて七箇所の宮に詣る。(他にもあり)磯城郡川西町保田では村中が松明を持ち鉦 太鼓で部落を廻った(他にもあり)女人水浴 高市郡高取町車木では雨乞には氏神の森の中の水たまりに女ばかり集まって裸でその水をかい出すと雨が降る。但しその姿を見られると郊がないというので人目をしのんでやったそうである。

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