「うのん」の気象歳時記ブログ

薬師寺近くの小さな本のある喫茶店

源九朗狐

外部資料

大和郡山市に洞泉寺町に祀られる稲荷は源九郎狐といい、日本三大稲荷の一つとして知られ、また童謡に、
 「大和の大和の源九郎さんあそびましょう」
というのがあるように、人々に親しまれていた。源九郎というと源九郎義経のことだが、「義経千本桜」という芝居にでてくる狐忠信は、この稲荷の化身であった。静御前が義経を尋ねて吉野山への道をさまよっているとき、この稲荷の白狐が忽然として現れ、静の家来に化けて義経のかくれる吉野山に無事送りとどけたという。そこで義経はこの稲荷明神を深く信仰し、奥州に下るとき源九郎の名を贈って訣別したところから、源九郎稲荷とよばれるようになったという。

■住所奈良県奈良市七条1丁目11-14
■℡0742‐43-8152
■✉honcafeunon.nara.nisinokyo@gmail.com

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