「うのん」の気象歳時記ブログ

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薬師寺近くの うのん から大和気象歳時記

大和の雨乞の歴史  ナモデ踊り
ナモデ踊りはこのほか山辺群東里村「現奈良市)に天保八年(1837)の唄本がある。(東里村史)カンコ踊りとか云う。添上郡原郷(現奈良市)では天禄十二年(1699)の八月の夜天満宮で雨請うの諫踊りがあり四郷十三箇村が集まって踊った。その後の仮礼踊りにはナモデ踊りが行なわれた記録もある。
生駒郡平群町のナモデは文久三年(1863)の踊りの絵馬が今も残るが この絵では、カンコ打ち十二、三人 鬼二人 弊ふり二人 太鼓三人等が出ている。同じく生駒郡安堵村のナモデは伴林光平の「神椙帖」文久三年六月十二日の条に「安堵村に南無手という踊ものするに詣あひて打見るに其様いと古風にて」云々と見えている。

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