「うのん」の気象歳時記ブログ

薬師寺近くの小さな本のある喫茶店

大安寺 1

外部資料

聖徳太子が平群に熊凝の精舎を創建され、欽明天皇の御代に百済に移り、百済寺となり、さらに天武天皇の御代に飛鳥の里に移され高市大寺=大官大寺と称せられ、元明天皇の平城遷都とともに現地に移って大安寺と称された国家の勅願寺であり、学問の寺であった。
「大安寺伽藍縁起流記資財帳」によると、その規模も立派なもので七堂伽藍が完備し、東西の両塔も七重といった壮大なもので、現在遺構として残っている礎石によってもいかに立派であったかがうあかがわれるし、当時としては進歩的で、当時もことにモダンな寺と呼ばれ、大仏開眼に渡来した波羅門僧正をはじめ、大陸から渡来された有名な僧侶たちも必ずこの寺に住み、あるいは立ち寄ったといわれている。奈良時代の仏教六宗兼学の寺として名高く 特に三輪宗についての有名な寺であったし、国家の安泰と盛衰を祈る祈願寺であり、空海 最澄もこの寺で修業された。
都が平安に遷った後は衰微し、戦国時代には戦場になり 金堂は1745年にたおれ、明治維新にわずかに残っていた礎石だけを残っていたがそれも持ち去られ西塔の礎石だけを残すことになった。」しかし 戦時中 学校の運動場が芋作りの場所となった時、礎石の一部が発掘っされ 今大安寺史跡地に指定されている。


本のある喫茶店 うのん
■住所630-8053奈良県奈良市七条1丁目11-14
■℡:0742-43-8152
■✉:honcafeunon.nara.nisinokyo@gmail.com
■https://sites.goole.com

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