「うのん」の気象歳時記ブログ

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薬師寺近くの うのん から大和気象歳時記

大和の雨乞の歴史
神楽その他
雨乞のためには神楽 特に温立神楽が献ぜられる場合も多い。生駒郡高山八幡の宝暦(1751~1763)明和(1764~1770)の「雨乞入用帖」に他の行事と共に温立てが繰り返し行われたことが見えている。大神神社では享保三年(1718)に祈雨のお祓い三百座 神楽二百座ありとある。(大神神社請事記帳)淡路島は人形芝居の本場だけに雨乞にこれが行われたが、大和でも人形芝居の立願が行われた。その結果生駒郡富雄では享保十五年(1730)葛上明神で雨乞果遂の揉芝居を行った。(霊山寺請事記録)添上郡田原郷では元禄十六年(1703)に願果しの人形が舞わされた。


雨乞面
東大寺に雨面という楽の面があった。凌王の面らしい古面であったがこれを出せば必ず雨降るといわれた。

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