「うのん」の気象歳時記ブログ

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薬師寺近くの うのん から大和気象歳時記

大和の雨乞いの歴史
奈良盆地は全国でも有名なタメ池感慨の発達しているところで讃岐平野とともにタメ池が多い。タメ池の総数は地形図で三千であるが地形図に載らない小さなタメ池を入れると一万三千八百に達する。タメ池による灌漑面積は二万三千四百八十町歩、72% 河川灌は26% 天水 地下水は2%で奈良盆地の稲作は全くこのタメ池に依存している。
タメ池の最も密なところは馬見丘陵である。丘陵は南北約7㎞東西3㎞でここに千五百七十七のタメ池が分布している。1㎞平方メートルについて74 最も多いところは180で水田一町歩に対し211の池がある。(旧馬見町)池の形は正方形か長方形で古代における条理制と密接な関係がある。

外部資料 今の馬見丘陵です。水源が残っている様子がうかがわれます。

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