うのんのブログ

奈良西の京薬師寺近くの小さな本のある喫茶店

薬師寺近くから 大和の気象歳事記№228 雨乞

水をかき廻して 雨を祈る
水をかき廻す祈りはいくつかの例でその意味が分かるのではないだろうか
東京都多摩の川口(現在はこの地名はない)の山入郷では雨乞淵(旧恩方村醍醐)の水を頂きそれを 遠の谷のナメダラの池に入れ サンゲ サンゲ と唱え言をしながら 千本束ねた藁を淵にひたし掻き廻した。関東の方に多い儀礼である。
神奈川県津久井沢田では雨乞滝にしめ飾りを張り 神酒を上げ 村の男性は滝の前に坐り アメたもれリュウドウ 富士の山の黒雲 これへかかればふるとな と唱い水を掻き廻した。
新潟県?中村の観音堂の井戸を搔き回し 雨降ってたもんや 茄子もカボチャも皆焼ける と唱えた
その他各地にこの儀礼は行なわれている。

×

非ログインユーザーとして返信する

あと 2000文字

※は必須項目です。