大台ケ原の大雨 薬師寺近くのうのんから大和の気象歳時記
大台ヶ原の大雨になると、完全に雨を防げる雨具はない。風が強いので、雨は上から降るばかりでなく、上下四方から降るので上着から肌着まで余すとろろなく濡れてしまう。平常はチョロチョロ水の小谷もひざを没する急流となりむしろ瀑布といったほうが適切なモノ凄い激流となり、道は谷に早変わりする。
昭和3年8月19日は幸い雨は小降りとなったので、かろうじて除幕式は挙行されたが着ているモノは全て濡らしてしまった。山の天気の恐ろしさに一同驚いた。
しかし、大阪では、大した雨も降らず、脊降りのもたらした悲劇であった。
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