大和の災害 薬師寺近くのうのんから大和の気象歳時記
地滑り事故
大和国は地すべりで各所に被害を生じる。そのおもなものは、昭和7年の王寺町藤井部落の浸水騒ぎである。これは大和川の右岸で大阪への峠で地すべりを起こし、ところどころき裂を生じ、部落の民家を倒し、トンネルを壊し、最後は対岸の道路も隆起させて流水をせき止めた。そのため上流は水があふれて藤井部落に浸水をみるに至ったものである。安山岩の風化と、大和川浸食の二作用が直接原因であって、実に235日間も浸水した。
曽爾村葛では昭和16年7月と昭和26年8月と2回にわたって、約3万坪が馬テイ形に地すべりを起こし、地元民を恐怖に巻き込んだ。
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