奈良盆地と水車 藥師寺近くのうのんから大和の気象歳時記
瀑布線と水車
奈良盆地は地質時代に陥落により出来た地溝盆地である。周りは断層線や構造線で限られている。周りの山々か流出する河川がいずれも上流部は急流をなし浸食をたくましくし、ひとたび盆地へ出ると削り取ってきた土砂の堆積を始める。盆地の水を集めて亀の瀬渓谷から大阪平野へ流出る大和川の上流部 すなわち本流の初瀬川 南から寺川 飛鳥川 曾我川 葛城川 なども北から注ぐ佐保川 富雄川 竜田川 なども例外なく、おのおのこの浸食 運搬 堆積の作用を昔から今に続けている。
奈良盆地の周りのうち 特に東縁大和高原との境には春日山断層線が南北に走り、一方四縁の金剛山脈の東のふもとにも南北に断層線が走っているので、これらのこれらの陵断層線に沿う急な断層崖の必従谷から流出する河川は特に急流をなしている。これらの河川はあまり大きくない細谷川とはいえ、必ず急流や滝を持ち、断層線付近で傾斜度変換線があって、この急流が終わるので、この変移点が大体一直線をなすので、この線を「瀑布線」と名付けている。この地帯には古くから急流を利用して多数の水車が設けられた。
■ 住所 630-8053奈良県奈良市七条1丁目11-14
■ ℡ 0742-43-8152