奈良 春日奥山へぶらぶら 藥師寺近くのうのんから大和の気象歳時記
若草山
日本は火山国といわれるほど火山の多い国である。大和にも活火山こそないが、古い時代に火山の噴出でできた山が大小無数にある。その中でも奈良市に存在する三笠山 また若草山は有名である。その自然美は万葉のころから詩歌にうたわれている。
山頂に登ると西には奈良盆地が一望のもとにながめられる。さらに生駒山 信貴山 二上山金剛山 などの山々が北から南へ連なるのが望見され、北には、黒髪山の低い丘陵がありその向こうには 木津川 笠置山などが見える。
山頂には安山岩でできている前方後円墳があって、その最頂部に341.8㍍の三等三角点がある。この山を作っている岩石は、正確には、両輝石安岩という火山岩で、まっ黒な緻密な岩石であり、カンカン石といわれているさぬき岩にちかい岩石である。この種類に属する火山岩は台地状になるのが普通で、若草山の形は一見ドロドロに溶けた溶岩が流れて盛り上がって固まったようななだらかな形をしているので、以前は現在の形は噴火したままの形である鐘状火山(トロイデ)だと考えられていたが、研究の結果、もとの火山の形はすっかり壊されていることがわかった。
裏側にまわり 少し注意して見ると、東南方の高度三百㍍のところに、安山岩の下に堆積岩が露出している。そのように幾層にも岩石が重なり その上に植物が育っていた。そこに噴火があり、今の形になった。
春日山原始林を歩いて登ると そこは若草山頂上になる。
と頂上が3つある。
若草山という名前のまえの 三笠山の元が分かる。
■住所 630-8053奈良県奈良市七条1丁目11-14
■℡ 0742-43-8152