薬師寺近くの うのん から大和の気象歳時記
仏足石
お釈迦様が入滅されたとき あとに残された仏教徒達の動揺はいかばかりであったであろう。彼らの疑問にたちどころに答えてくれる師はもはやいない。なによりも精神的支柱がなくなってしまった不安は大きかったことだろう。彼らにはなんとしても お釈迦様に代る崇拝の対象が欲しかった。その対象として最も代表的なものは仏像である。しかし仏像を直接彫刻することには 初期の仏教徒にとって畏れ多いことであったには相違なく 仏像の制作はしばらくのあいだタブー視されていたと考えられる。したがって、仏像の出現は仏滅を経て 数百年後の ガンダーラーとマトゥラーの時代までくだらなければならない。
岡寺の仏足石外部資料