「うのん」の気象歳時記ブログ

薬師寺近くの小さな本のある喫茶店

薬師寺近くから 大和の気象歳事記No.306 壬申の乱

 外部資料

矢治峠
大海人皇子等一行が吉野営のあったと考えられる宮滝を出発し矢治峠を越えて「津振川に逮りて」とあり 現在の津風呂湖畔に出る。矢地峠の道は人一人が通れる程の急な雪道で道標が整備されていた。きつい坂道に一呼吸を入れうしろを振り返ると豊かな水量の高見川が流れていた。峠絶頂に立つと涼しい風が吹き抜けて眼下に津風呂湖が展いている。壬申の道を歩く場合この峠道が最も難所で あとは 急な勾配の坂道を下ると湖畔の周遊路に降り立つ事が出来る。少し西に進むと津風呂春日神社が在る 湖畔を左に見て旧津振川上流に向うと湖の最終端に子安地蔵堂がある。一般に蓮花座に乗る地蔵菩薩であるがここの地蔵さんは亀の背に乗る珍しい塑像の地蔵尊像である。

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