うのんのブログ

奈良西の京薬師寺近くの小さな本のある喫茶店

薬師寺近くから 大和の気象歳時記№76 雨乞の種々相

ノーガミさん
 大和豊年里くわず 大和豊年米食わず 大和豊年国飢饉 という言葉があります。稲作に必要な水(雨)不足がいつもの大和の 「大和の国の豊年は嬉しいことだがヨソの所は気の毒なことですヨネ」といいたい言葉の意味の様です。
さてノーガミさんを漢字で書くと 野神さん となるが どうした訳かノーガミさんはノーガミさんで野神さんと書くことに抵抗を覚えるのはどうしてでしょう。次にノーガミさんの行事を行なわれる主な場所と月日を整理して表にすると下記の様になります。


祀る日は区々まちまちで巾があり暮近くから真冬にかけてと 最も多いのは5月から6月始めにかけてで平野部の田植えが終わる頃にはすべて了っています。箇所数を算えると50余りありこの他田原本では氏神の境内の一本の木の根本に瓦製の小祠があって供物を供えるハツオさんというノガミまつり行事があったり ハッタはん等とよぶものありこれ等を加えると大変な数になります。広範な地域にまたがるこれ等ノガミさんの行事を信仰の対象 名称 場所 村落内での位置 塚と塚形状 樹木 祭神 行事 の内容などをことこまかに記することは出来ません。 5月5日御所市蛇穴の野口神社では「蛇穴のノグチサン」とまた儀礼の内容から「「蛇穴の汁掛まつり」(その昔は参拝者に味噌汁をかけました。)があります。行事は豊作祈願で当屋で祀る蛇体は水神であると説明しています。藁で作った蛇体を子供がさげて廻り垣内中を廻り終わると野口神社境内の蛇塚に納めます その後ご神体の「蛇」は頭屋渡しが行なわれます。「蛇」は雨を降らす使いで恵みの雨を期待する真摯な祭事です

野口神社境内で出を待つワラの竜

野口神社入口のすぐ左にある蛇塚

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