薬師寺近くのうのんから大和の気象歳時記
古都の都 ④ 橿原市
日本で初めて造営された本格的な都 藤原京の中心は藤原宮。この宮で文武天皇 元明天皇が即位している。そしてここには天皇が住んだ内裏と、それを取り巻く官庁の建物があった。天皇が儀式を行った建物は大極殿と呼ばれ、高さは3階建てのビルに相当した。
宮は藤原京の中央からやや北の位置にあった。大きさは甲子園球場の約125陪 その周囲は大垣と呼ばれる土塀で囲まれていた。この大垣は高さが5.5㍍ その屋根は瓦葺と考えられる。その大垣の外側には、幅約5〜6㍍の外濠、また内側にも幅約3㍍の内濠が巡っていた。その機能は防衛 運搬 と排水機能と考えられている。
この大垣には東西南北それぞれ三つのもんがあった。北側の中門が猪使門(いつかいもん)その東が多治比門(たじひもん)西門が海犬養門(あまのいぬかいもん)となる。東側の門の中門は健部門(たけるべもん)北門は山部門(やまべもん)南門は小小部門(ちさこべもん)と呼ばれた。この門の名称はそこを守る氏族の名前からであると推定されている。
そして この門の大きさは、基壇の上に建ち、正面幅が約25㍍ 奥行10㍍ 瓦葺で扉が6枚であった。そして正面の朱雀門だけは 2回建ての門と推測されるが、他の門にゆいてはわからない。
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