81年間の奈良の天気 黄砂 薬師寺近くのうのんから大和の気象歳時記


モンゴル地方も含め黄土地帯は降水量が少ないため土地が乾燥し 砂やチリが舞い上がりやすい。加えて季節が進むにつれて、太陽の日射が次第に強くなり、地面の温度が上昇すると、大気の対流が起こりやすくなる。この様な時 砂やチリは大量に吹き上げられ大量の砂塵が空中高く舞い上がり空一面を覆う。上空では、強い偏西風が吹いて、この西からの風に乗って日本にやってくる。飛行距離はおおよそ、3千から4千㌖にもおよぶ。
中国奥地に発生した低気圧が表れると、黄砂がやってくると 対馬 佐世保で黄砂を観測され、半日後には近畿地方に飛来してくる。奈良では生駒の山並みが薄く黄色に染まってくるのが見える。東の方を見ると、春霞と見間違えるように、どんよりと灰色にかわり、高円山 や若草山も次々に黄褐色に濁りってくる。
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