大和の生駒氷 薬師寺近くのうのんから大和の気象歳時記

生駒氷は明治23年から大正の始めごろまで、北生駒村谷田で冬の厳寒期に天然氷を作って販売した記録がある。
山陰や林陰になった水田に1㍍ぐらいの土手を築き、内側に板を張って板囲いの池をつくり、底に綺麗な川砂を薄く敷く。水質はただ見るだけの簡単なもので、生駒川や、その支流の水を深さ80㎝ばかり貯める。条件が整うと水は凍って一昼夜で約半分3日で氷50㎝以上になると準備を整え鋸で氷を切る。その切った氷をムシロで囲いそれを売った。
氷は禁廷様(天皇)の食べるもので、我々が口にするものではない というのでなかなか売れなかった。氷を販売するには、手間が掛かるが給与が高かった。
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