「うのん」の気象歳時記ブログ

薬師寺近くの小さな本のある喫茶店

大和の野神行事② 薬師寺近くのうのんから大和の気象歳時記

うのん

上品寺のシャカシャカ祭り 橿原市上品寺町
日時は旧暦の5月5日に行われていたと思われる。
古老のシャカシャカ祭りのいわれは・・・
ここ上品寺の里では、長男が生まれると三月三日の日に氏神様の前でクジを引きを行い、当たった家の子供を五月五日の晩にノガミさんに人身御供として差しださねばならないという習慣があった。これをおこたると、田植えをしても何ものかに苗が抜かれ米が獲れず、村が飢饉になるといわれていた。
ある時、この村に、九州日向から大和を訪ねてきた一人の青年が宿を求め、この話を聞き、「神は人を救るものものである。これは神であるはずがない。魔性のものに違いない。」と退治をかって出た。
予想通りそれは大蛇であった。酒で眠らせ、村人と共にこの大蛇を倒して災を除いた。そしてこの村が30町歩余りもあるのに耕作されているのはわずか10町歩余でほかは、荒地となっている。これでは、魔性のものが住み着いても当然、荒地や湿地に火を掛けこれらを追い出し、開墾すれば、村が栄えると説いた。その後村人達は退治した大蛇を葬り、毎年5月5日の大蛇の命日に、かつて人身御御供となるべき長男の生まれた家を当家として、藁で大蛇をかたどり葬った場所に連れてゆき供養するようになった という。



■ 住所 630-8053 奈良県奈良市七条1丁目11-14
■ ℡  0742-43-8152

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