うのんのブログ

奈良西の京薬師寺近くの小さな本のある喫茶店

薬師寺近くから 春日若宮おん祭№2

昨日に続き奈良の「おん祭」です


若宮の稀出現については長保五年(1003年 一条天皇時代)三月三日巳の刻とされ、神秘な形を似て出現されたそうです。御祭神名は若宮神主家の秘説として永らく秘事とされてきました。そのお名前は五所王子と申し上げ 天神雲根命と伝えられています。(中臣寿詞にある水徳の神)御出現後一旦本社の中央に位置する獅子の間に奉齋されましたが 神託により現在の地へ奉還し保延元年(1135年 崇徳天皇時代)に社殿が建立されて今日に至っています。
「おん祭」といえば賀茂の祭りをいいます。大和に於いては「御祭」即ち「おんまつり」と言えば春日若宮の祭礼をいうのであり、祭礼には強大な権力を有した興福寺が深く関与し、それを盛り上げる為に、より一層大規模なものとなりました。例えば 古くは祭礼始として八月朔日には、大和国が国を挙げて精進に入る事を示す「鎮齋礼」が国境の四方(北は山城国境、南は紀伊国境、東は伊賀国境、西は河内国境)に建てられたという事などは如実にこれを示すものです。また幕末まで若宮神の御旅所に於ける仮御殿は、吉野郡除く国内の旧十五群より毎年2~3群選ばれて、順次松の用木を貢結することになっていました。仙人は吉野群から出ることで 大和国中がこれに関与する事になりました。

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