「うのん」の気象歳時記ブログ

薬師寺近くの小さな本のある喫茶店

薬師寺近くから 大和の気象歳時記№77 雨乞の種々相

ここで野神行事について慨括的なことを申し上げたい。
野神行事は大和の平野部で毎年繰り返される農借儀礼の一種で豊かな稔りを願って行なわれてきました。内容については様々な変化があったそうですが 中南和では子供仲間が主体となることが多かった。ノガミと呼ばれる塚や樹木に蛇体を巻きつけたり牛馬の絵馬や農具の模型を奉納したりします。農村
次は田原本町 今里のジャマキ 「蛇巻き」は旧暦5月5日節句の男の子の行事であった。新暦では6月5日に変更した。村ではわらの蛇は 龍(雨)神を現し 稲作に関係があると云う ワラの蛇を納める場所を ハツタはん ハツオはん ノガミさんなどという。今里の蛇は巡行が終わるとヨノミの木(榎)にまきつけて頭を上に村落の方にむける。竜神に甘雨を祈り授かるとの信仰である。

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