うのんのブログ

奈良西の京薬師寺近くの小さな本のある喫茶店

薬師寺近くから 大和の気象歳時記難波66 雨乞の種々相

牛を殺して雨を祈る②

一方「日本書記」履中紀四年の「石上溝」(いそのかみのうなで)に当たる水路や三島地区を流れる流域から多量の馬歯 馬骨が出土されているのが注目され これらの意義については色々と論議されとぇいるが 布留遺跡範囲確認調査委員会の委員の報告では石上神社近くで多量に出土し、牛が含まれているなど 雨乞まつりなどのため犠牲にされた可能性が多いこと 三島地区でも馬歯とともに土馬が検出されたことなどから「牛か馬が犠牲獣として捧げられた可能性が大きい」と推定されています。ここで想い起こすのが先に引用した皇極帝の記事であるが その後「続日本記」延暦十年(791年)九月の条に「伊勢 尾張 近江 美濃 若狭 越前等の国の百姓 牛を殺して漢神を祭るに用ふることを断ずる」とあって渡来人系の習俗であることは多くの学者の論じられたところであるが この習俗が歴史書に載せられていて 大型の動物が命長らえることに一安心しました。

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