うのんのブログ

奈良西の京薬師寺近くの小さな本のある喫茶店

薬師寺近くから 大和の気象歳事記No.301 神無月

紅葉前線は山から降りてくる

奈良県下は平地部 山間部と所変われば 気候も随分違う。更に山岳部では更に違ってくる。
10月の初め 奈良市内では15℃で出発し月末には 9℃ 曽爾高原では月始め12℃を割り 月末のには6℃ みたらい渓谷に近い天川村洞川では10℃近くから5℃を下回る。大台ヶ原では月始め9℃から8℃と既に10℃を割り冷たく月末には3℃位いにまで下がり霜が降りても不思議でない。日量5㎜以上の雨が降る毎に気温は1℃位の割で下がってゆく。このころになると逝く秋を惜しむかの様に駅構内や夕刊三面に紅葉の便りが載ってくる。
深まりゆく秋に気温や地温も低くなると 葉柄の付け根のところに離層という一種のコルク層が出来 このために葉の炭素同化作用で出来た デンプンや砂糖のような炭水化物が葉から茎の方へ転流しにくくなり葉の中の炭水化物が増加し細胞液に溶けて紅色の色素が増えて葉の色が赤く変わる。紅葉の第一条件は気温がさがるということで 朝方の最低気温が8~9℃以下に下がる日が何日かあるようになると紅葉が始まる。年によって鮮やかなとしてそうでもない年がある。穏やかな移動性気圧におおわれ晴れた日が多く気温の順調な低下の年は「もみじ」の発色もよく美しい。引き替え急激な気温の低下に見舞われ段差の激しい年はお世辞にも綺麗とは言えない。大台ヶ原で始まった紅葉は御手洗渓谷へ 室生談山神社は更におくれ 正暦寺は月末頃からが見頃になる。(年によって違う)



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