「うのん」の気象歳時記ブログ

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薬師寺近くから 大和の気象歳事記No.235 雨乞

雨乞面
雨乞面の話は全国にあります。
次に北の方の話を紹介したく臣今ス。
青森県八戸市の櫛引郷の八幡神社では弁天社に雨を祈る際 欄陵王の面に奉じお供え物を水中に投げます。なぜならば この面の上に竜のカタがあるためです。また同じ八戸市にある権現様の獅子の面は 川緣に竿を立てそこに被せる その面にも竜の様な顔をしているためである。
福島県いわき市では大高神社からリュウタッという獅子の面がある。これはリュウッタは面が竜型であるためでろう。
ぐんまけん二之宮の赤城山のお水を受け祈祷し陵王の面を出すと雨が降ると言われている。それでこの面を竜王面といわれいる。
竜と雨は付きもので 空想の動物?であってもそれを崇めたのでしょう。これは農耕に雨は必需でありそれを祈ることは古代も現在も変わらない人々の思いがある。

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