うのんのブログ

奈良西の京薬師寺近くの小さな本のある喫茶店

薬師寺近くから 大和の気象歳事記№216 雨乞

雲アブリ テンヌキ②
昨日 火を使う雨乞を紹介させて頂きましたが その続きです。

 奈良県高市群明日香村では 少々異なって クモヤブウチ 山辺郡東山村でもこの語がある。南葛城郡葛城村 水沼では村人が藁を一束ずつ担いで観音堂に詣りクモヤブウチをした。五条市でも金剛山または坊城山に登り 各自麦藁二から三束ずつ持ち寄り火を焚く。また長いナタネガラの松明を持って山から下って来てそれを川に流すのを クモヤブと云った。 河内の観音寺(河内長野市)の近辺の村でもやはりこの語を聞くが ここではまた別にクモヌキとかクモヲヌクという言葉がある。この語は吉野郡西吉野村賀名生
 和歌山県伊都郡高野口町等にもあり 「火を焚いて雲をヌキをする」という風に使われる。大坂府千早赤坂村の水分ではこれを テンヌキといい 水分神社の近くの岩の上で火を焚いたという。滋賀県大津市田上でもテンをヤクといって山上でナタネガラを焼く なお高野口町ではクモヤキという語もある。 


水分神社は奈良県に四社 大坂府に一社 建水分神社がある

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