薬師寺近くから 大和の気象歳時記№106
天気と地形
お天気を左右する要因の一つに地形が大きく関係する。風の吹き様 雨の降り方 霧の発生等々雪の積り具合も論外でなく 予報する場合は地形 地勢は熟知する必要がある。その様なことから地形図を示した。
ベースになったのは堀井甚一郎先生著「奈良県地誌」にあった地形図で極めて詳細な為若干アレンジしてある。
新雪雪の等値線を描いた。雪の深さの等値線は無理もあって真実に乏しいが近似値として充分参考になり目安として活用できる。尚調査期間は昭和33年(1958年)1月かr昭和44年(1969年)3月までであった。描いてみると十津川 北山川流域沿と大和平野では当然とはいえ積雪回数は少なく 野迫川村から大塔村 東吉野村にかけてが本県の多雪地といえる。