「うのん」の気象歳時記ブログ

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薬師寺近くから 大和の気象歳事記№24 雨乞⑤ 大柳生の太鼓踊り

夜支布山口神社の場合 
大柳生の太鼓踊り 大祭は8月18日ですが前日を賀当といい その夜当夜の庭で盛大な太鼓踊りが催されます。太鼓踊りが毎年今も踊られるのは 上柳生がもっとも代表的です。もとは 大和の東山中から吉野にかけて また国内でも 石上社や和爾社などの神社を中心とする郷村でさかんに行なわれていました。 一般にナモテ踊り あるいはイサミ踊りといい 主として雨乞いにイサミ その満願御礼にナモデを踊りました。その昔 大旱 霖雨は神の仕業と解釈されていて神の怒りを沈めるために イサミ踊り ナモテ踊りを奉納しました。 夜支布山口神社で行なわれる太鼓踊りは 雨乞と豊作を祈念する民族芸能と理解されます。
写真は外部資料です

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