薬師寺近くから 大和の気象歳時記
この図は一昨日とおなじです
海図を元にして 水深140㍍の等深線を描いたものです。我々の国土はひと続きの回廊となり 丁度 古代人が腕輪に使っていた釧(くしろ)のようなかたちで 北と西で大陸につながっていました。
昇温期 二万年前を過ぎた頃から 北半球の気温は少しづつ上がり始めました。大陸氷床や山岳氷河は徐々に融けはじめ海面がゆっくり上がってきました。この後三回ほど ほぼ三千年ぐらいの間隔で気温の低下 海面の下降があったようです。いずれも数百年間づつの一時的なもので全体的としては 気温は上昇を続け海面も上がり続けました。