うのんのブログ

奈良西の京薬師寺近くの小さな本のある喫茶店

薬師寺近くから 大和の気象歳時記№103

梅の開花
 桜の季節も終わっていますが 桜の開花予想は春を待つ人達に応え3月になると開花予想の発表が二度あります。梅の開花はあらたまって予想を発表していない。梅が疎外されたわけではなく桜ほど人気がないためでしょうか?奈良県には梅の名所が数多くあり奈良公園丸窓(片岡の梅林)など付近の梅の開花日の記録が手許にあり梅の開花日について種々検討をしました。秋分の日から開花日迄の積算温度と降水量をからませたり 日照時間との関係や 蕾みの膨らみと気温の関係etc しかし 思ったデーターは得ることは出来ませんでした。そのデーターから 1月の平均気温が仮に3.5度の場合梅の開花は2月5日前後と目星が付ける訳で 梅開花の目安になればとおもいます。

写真は外部資料

薬師寺近くから 大和の気象歳時記№102

寒冬年の夏は酷暑を呼ぶか?
寒い年を迎えると決まって今年の夏は暑い夏になると予言する人が巷の声でもある様におしゃっているのを耳にします。もしその様な原則があれば暖候期の予想は極めてやさしい。その様ジンクスが本当か否か自然科学探求の楽しみでもあり検証する必要がある。
数字だけを並べてみましたが 解りつ難い。そこで冬の寒さを代表する最低気温を取り上げ古いデーターですが 昭和29年(1954年)から平成8年(1996年)迄の1月と2月の最低気温平均と平年を比べてたものが左側 平年より高い年は左側に棒グラフが伸びる。右に伸びる棒グラフが長い程寒冬年の証拠である。右側の図は同年7月8月の最高気温月平均と平年値を比べたもので 厳しい暑さの年には棒グラフは左の方に伸びる様に描いてある。しかし、左側の図のグラフと右側の図の棒グラフが反対方向に伸びいると そのジンクスに応じているが その様なことはなく つまり予言の言葉に不忠実であってそれぞれ街街 冒頭に記した様に寒い冬は暑い夏酷暑にはならない様です。

薬師寺近くから 大和の気象歳時記№101

密柑で占う天気
井戸水などで新年の天気を占う様な風習が現在も続いているのか佐倉を尋ねました。何軒かの家を尋ねましたが うまく話を聞き出すことが出来ず最後にもう一軒と思い訪ねると「高柿 低柿 汚れ柿 汚れた柿は吊るし柿 それが嘘なら佐倉片石正光寺にきいてみよ」と佐倉のことなら片石に行き当たった よく訪ねて呉れたと喜んで貰い改めて来意を告げると「片石へ嫁に入った頃は古いしきたりにうるさい義父は 正月元旦は決まって井戸で若水を汲んでいた 若水を汲むときは呪文を唱え密柑で天気も占っていた。」と県史の記述に行き当った。義父が亡くなり当のお婆様が主婦の座に坐ったあと 家の改築と共につるべの井戸」は自動ポンプになった。井戸筒(枠)はなくなり もと井戸のあった場所に今は縞鋼板が井戸蓋として置かれお婆様は指さされた。瞼の裏側には心なしか元の井戸枠を懐かしんでおられる様に見えた 因みに唱えごとは「新玉の年始めに杓とりて 萬の宝汲むぞうれしき」だそうです。この言葉 奈良の石木でも聞き 石木と佐倉離れていても同じ呪文を聞くと何か不思議な気がしまた。お婆様に寄りそうように居たお孫さんは自動ポンプの若水となったが 元旦の朝は当主が豆がらを燃やしておくどさんで雑煮を焚いているそうです。豆がらは勢よく燃えてパチパチとよくはじけるとその年は良い天気に恵まれるとも付け加えられました。