うのんのブログ

奈良西の京薬師寺近くの小さな本のある喫茶店

薬師寺近くから 大和の気象歳事記No.222 雨乞

火焚き雨乞が後世に始まったとする土地 奈良県内
御所市  伏見峠でクモヤブチ 東佐比では金剛山で火を焚く
桜井市萱森 代表がダケ山の竜王池でお祓いを受け 松明を点じて氏神に下がる 古隠                       柳 角柄 外山 ではダケノリ ダケ山の松明を持って登る
桜井市八井内 松明で経ヶ峰に上がり「雨たもれ」をくりかえし 竹筒の酒を頂上にこぼ
      す。
桜井市初瀬 出雲 ダケノボリ
天理市杣木 クモヤブチ 村のはずれで焚く
奈良市旧平城村押熊 松明に太鼓半鐘で「雨たんもれ 雨たんもれ」と田畑を廻る
生駒郡北倭村 高山 山火焚き
   平群郡 お伊勢さんからの神火で松明を点じ 山上で焚き 行列して山を下り
       神社でトンドを焚き お籠りをする。
       テンヌキとて大トンドを焚くこともある。
高取町   清水谷 車木 越智 森 薩摩 田井之庄 松山 市尾 𠮷備等 では火を
      持って村を廻るヒフリが行なわれた。森ではこの火を高野山に受けに行った   
      という


薬師寺近くから 大和の気象歳事記№221

火焚き雨乞が後世に始まったものとする土地
奈良県
吉野郡吉野町旧中竜門付柳 竜門岳上
      旧上竜門村栗野 高野の火を受ける
   西吉野村 ヒフリといって松明で田を廻り クモヤブチといって大トンドを焚く
       旧賀名生村 「雨々たもれ 雲の上のジュウロウよ 雲の汁気はないかよ
       あってものうてもたんもれよ」と和田の華藏院へ提灯をふって行く。
   吉野町喜佐谷 アメタンブリング淵で村中松明をふり「雨たんぶりよう」と大声で 
          叫ぶ
   下市町原谷 ヒフリと称して 高張提灯で宮に詣り 村の境を巡る
山辺郡東山村 ヒフリ。どの部落でもある
   都介野村 山上の行者堂に一軒一人ずつ出て 太鼓で行列して行き 焚く


明日続けます


   

自宅 睡蓮です 4月5月に咲く睡蓮ですが 一昨日一輪のみ咲きました
       

薬師寺近くから 大和の気象歳事記№220 雨乞

火焚きによる 雨乞は近世になって始まったとの説がある
高野山 那智山に人を送り火を迎え 僧や法印を招いて滝で祈祷したが これに加うるに川原または山上で松明を焚き雨を祈るようになった 京都府長岡市では本山光明寺から像を盗み祭るが法が絶えて後に火焚きが始まった。 沖縄では火焚きを鹿児島の役人が教えたという。
雨乞の火焚きは中世以前の文献には見ることが出来ないため それ以降の法であったであろうと考えられるが それを断言できる資料はない