「うのん」の気象歳時記ブログ

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薬師寺近くから 大和の気象歳事記№183 雷②

雷の丘

 雷の丘 外部資料

小子部栖軽は大佐泊瀬幼武天皇(雄略天皇)に親しく仕えた者である。 (舎人の長)天皇が皇后と大極殿でお寐みになっておられたところへそれとも知らず栖軽が入って行った。頂度その時雷が鳴り響いた。天皇は栖軽に雷を捕らえてくる様命じられた。命を受けた栖軽は雷を探しに出かけ運よく帰りがけ雷を生け捕りにし 腰に入れて持帰り 天皇にお見せした。雷は光を放って明るく輝いた。日本書記には 弊帛を供え雷がおちていたところへ返させた その場所をいま「雷の丘」と呼んでいる。

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