「うのん」の気象歳時記ブログ

薬師寺近くの小さな本のある喫茶店

薬師寺近くから 大和の気象歳時記№157 梅雨

雨喜び 雨乞い
奈良県下に伝えられた伝統習俗の調査を実施民俗地図として報告された。そのまま写しとったものが下の図である。

GO松明をかかげて練り歩くヒフリ(火振り)山頂や池で火を焚く嶽登り 雲破り 雨乞に霊験ある社寺から水を貰う 神仏を担ぎまわる。水神 龍神 氏神 への祈願 雨乞踊り等 各種の方法がくりひろげられ 願が叶うと雨喜びを田植後の降雨を慈雨としてジュンキ祝として村全体で休日をもった。

神階一位の長尾神社は竹内街道と横大路の接点にあって狛犬ならぬ雨蛙」が鳥井の前に坐っている。


外部資料
梅雨どき一番だとか。 ところで 正徳三年(1713)の「長尾神社略記」は祭神を「記」「紀」「新撰姓氏録」に出てくる吉野首(連)の祖神水光姫命として大字竹内の三石の三角岩は降臨石というが 水光姫命の父神で 雨 雷の神の神として崇敬されている。

×

非ログインユーザーとして返信する