薬師寺近くから 大和の気象歳時記№59 雨乞の種々相
その他の雨乞②
田原本町の井寺戸では初瀬の白河と車谷の間にある竜王さんの水を竹筒に受けてきて鉦太鼓法蝶貝で村のまわりに少しずつ撒いて歩きました。
奈良市の長谷にある塔の森は石の塔知られていますがここの井戸の水は近在の雨乞水になっているそうです。
その他 氏神様にお千度をふみます。
村中が松明を持ち鉦や太鼓で村を廻って火振りをしました。
更に雲ヤブリと云って各集落で決まっている山やダケに登り麦藁やナタネガラ或いは薪等を燃やして雨降りうぃ祈りました。そのときにとなえる言葉は「タンモレヤ云々」ととなえることが多いです