薬師寺近くから 新薬師寺
側新薬師寺の梵鐘の話
昔元興寺にの釣鐘に毎夜 鬼が出ると言われてました。また元興寺には 力持ちの堂童子がいました。 ある夜その鬼を退治しようと童子が釣鐘に隠れていました。そしたら鬼がやって来て 童子と大乱闘になりました。互いに力強いので鬼は釣鐘の回りを逃げ回りました。この童子には勝てそうもないと思い元興寺から出て それを童子が追いかけましたが 辻で見失ってしまいました。それは不審なので そこを「不審が辻」と呼ばれる様になりました。鎌倉時代にその釣鐘は元興寺から新薬師寺に移されました。その釣鐘にはいくつか傷がありますが それは鬼の爪跡と言われています。
「不審が辻」の地名は今も残ってます。
これは 新薬師寺東測の道です 風情のある道です この向こうに春日大社 その向こうに若草山 二月堂 東大寺と続きます。